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うさこにっき

生活クラブのsnsクミーズ、2007年から2013年までのブログ記事。

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  2012/03/31


図書館で見つけて、鳩とか動物の本かなあと開いたら、
生まれた子どもに障害があると告げられたところでした。
1922年のこと。

物事を理解し、考え、判断し、感情も、
ふつうのひとと変わらないにもかかわらず、
脳性マヒのため、
自分で動かせるからだと、コミュニケーションの手段がないために、
ピーティは重い知的障害と診断され、
介護を受けるだけの年月が過ぎていきます。

介護補助をする人は、特に専門の訓練を受けた人ではなく、
ピーティが不自由なのは体だけだと気づく人が現れても、
ピーティの環境は改善されることがなく、辛い別れを繰り返します。

ピーティは自分の体に閉じ込められたままでも、
見えるもの、感じるものから、幸せを感じ、
少ない言葉からも、人とコミュニケーションをしていきます。

いろいろな状態の人がごっちゃ混ぜの状況から、
介護の状況が変わり、別の施設に移った第二部、
年を取ったピーティに新たな転機が訪れます。

・・・・・

障害にもいろいろあるけれど、わたしはまったく関わらないまま、
過ごしてきたので、本で読んで、想像するしかありません。
ダイアログ・イン・ザ・ダークを体験したり、
爆笑問題で福島智が出演していたので、本を読み、
ヘレンケラーの本を読んでも、全く分かっていなかったのだと知りました。
ピーティは、目が見えて、耳もが聞こえても、
体が動かず、コミュニケーションを取れない人のお話です。

体や心の不都合で、
コミュニケーションがとれない人は、どれだけたくさんいるんだろう。
どこにも不都合がなくても、
コミュニケーションがとれない人もたくさんいる、今。
どうしたら、どこかで誰かと話をすることができるんだろう。
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