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うさこにっき

生活クラブのsnsクミーズ、2007年から2013年までのブログ記事。

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 2013/11/23
去年までは8年間、二日間とも、
午前中の授業参観から、教科別、テーマ別分科会、
講演と合唱とフルコースで参加していた自由の森の公開研究会、
今年は、高遠菜穂子さんの講演会だけ聞きに行きました。



司会の菅間さんから、高遠さんと打ち合わせをしていく時に、
講演中に映像も入れていいかと確認があり、
うちの生徒は受け止められると思いますと答えたとのこと。
やっぱりここは、教員と生徒の人としての信頼がある場所だと
子どもたちはここに通えてよかったと思いました。
本人たちが、そのよさに気づくのはいつのことか~

講演の内容も、
ひどい状況を伝える映像も、
世界に飛び出していく自森の生徒たちには
とてもよかったと思います。

パキスタンから帰って来たばかりの自森卒業生の質問で、
自分の知っている人たちが、戦争などでもしも死んだりしたら、
怒りと悲しみでどうしたらいいかわからない、
高遠さんはたくさんの状況の中でどうしているのかとの答えに、

違う国に行って、その場に他に日本人がいなかったら、
その場で自分がいきなり、日本代表になってしまう。
それはどこの国の人でも同じこと。
そしてアメリカに加担して、なぜ自衛隊を派遣したんだと、
怒りだす人たちもいる中、
すでに怒りでいっぱいのところに、
自分の怒りで、火に油を注ぐようなことだけはしたくない。
それには瞑想をして、怒りを吸収するように心がけている。
瞑想などで、自分を保つことをしていかないと、
たくさんの場面を見ていく中、自分が壊れてしまうだろうし、
実際に壊れてしまう人もいる。

ほかの質問にも、丁寧で的確な答えがあり、
一部でヘイトスピーチがとりあげられているけれど、
日本の一部ではなく、日本中がいじめとなっている。、
海を漂流して帰って来た人に、生きて帰れてよかったと言えない日本、
安藤美紀さんに子どもが生まれておめでとうと言ってあげない日本、
自分の時もそうだったように、
 (人質事件のあと、自分ばかりか家族も非難する手紙が
 ダンボール箱で届いていたそう。
ますますいじめがおこなわれているのが
自分の帰る日本だと思う時に心が暗くなるとのことでした。

世界平和も、体を動かすボランティアも、わたしには難しいけれど、
ニュースをよく見て、
いざという時にも、近くの人や遠くの人と憎み合わなくてすむような、
なにかをしていきたいと思いました。

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